【ランニング】帰宅ランをはじめてみた

先日、職場の人に誘われて市民の駅伝に出場することになりました。

しかし運動をしなくなって10年は過ぎましたでしょうか……。

このままではいかんと思い、駅伝に向けてランニングを始めることにしました。

いつ走ろうか?

ランニングを始めるにあたってまず考えたのは、一日の中のどこでランニングの時間を取り入れるか、ということでした。

平日だったら仕事が終わって帰宅してからだろうか……。

とはいえ走る時間を確保するのもなかなか難しい……。

そこで思いつきました。

「そうだ、仕事帰りに走って帰ろう」

仕事が終わって帰る時間を走る時間に当てれば時間を有効活用できるかもしれない。

こうして仕事帰りにランニングをして帰るという生活が始まったのでした。

「帰宅ラン」という選択肢

ネットで調べてみると、なにやら「通勤ラン」とか「帰宅ラン」とかワードが出てくるではありませんか。

意外とメジャーな方法のようです。

名前の通り、朝の通勤時間や仕事が終わって帰る時間を使ってランニングをします。

私の場合、職場から家まで全て走るというのは距離的に大変だったので、途中の駅で降りてそこから走ることを考えました。

ちょうど駅伝で走る距離と同じだったのです。

とはいえ10年はやっていなかった走り込み。

まずは駅から降りて少し歩き、残りの距離を走ることにしました。

ランニング初心者はそもそも走ることが恥ずかしい

ランニングをするにあたって懸念事項が2つほどありました。

1つは端的に恥ずかしいこと。

もう1つは仕事着でそのまま走ること。

この2点です。

1つめの懸念事項、恥ずかしいという点については、そもそもランニング初心者が通行人がいる中で走るというのはなんだかハードルが高い感じがしたのです。

ランナーでもないのに道を走っている様を想像するとなんだか恥ずかしいような照れくさいような……。

そんなことが気になったのです。

2つめの懸念事項は服装に関する問題ですね。

走るならそれっぽい格好の方が良いと思うのですが、ランニング用のウェアを毎回持ち歩くのは大変です。

洗濯物も増えるし。

そこで通勤するときの服装のままで走ることにしたのでした。

生活支援員としてはいささか異質かもしれませんが、私の仕事着はカジュアルめなワイシャツに黒のズボンです。

その上に上着とマウンテンパーカーみたいのを羽織っています。

上着を脱ぐとパッと見サラリーマンみたいな格好です。

スーツではないので、なんちゃってサラリーマンという感じです。

そんな格好で走るので、あまりランナーっぽくないというか……。

単に何かで急いでいる人のように見えるんじゃないか?

そんなことが気になったのです。

何より走りづらそうですし。

帰宅ランの感想

そんなこんなで実際に走ってみました。

幸いなことにランナーの人がけっこう走る道だったので、そんな人を見ると勝手に同志という気持ちになりました。

それで恥ずかしさは薄れました。

服装についてですが、走っていると意外と気になりません。

走っているとリュックがゆっさゆっさ揺れて服と擦れるので、ちょっと物々しい音がしなくもないですが、

足を動かすのに必死なので服装を気にしている暇はありません。

それに、元々仕事着で職場でも走ったり動き回ったりしていたので、動きにくさも感じませんでした。

なんだったらその格好で駅伝も出れるのでは、というくらいの勢いでした。

なにより走ることの心地よさを感じることができました。

久しぶりに走ったのに久しぶりの感じがしないこの感覚。

風を切る、というよりは周囲の景色を切っていく感覚。

歩くのとは別のスピード感。

電車で帰る方が疲れなくて楽だし、ランニングが面倒くさいという点も正直ありますが、

思いのほか走るのも良いかもしれないと思いました。

今回は駅伝という目標があるからできるのかもしれませんけどね。

ということで、ひょんなことから始めてみた「帰宅ラン」。

さすがにスーツ、革靴で走るのは難しいでしょうが、

そうでなければ普段着でやるのも案外ありかもしれません。

わざわざランニングの時間を確保しなくても、帰宅するときの時間を活かすことができます。

本番までに少しでも体力をつけてスピードを上げていきたいと思います。

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