本の捨て方 ~なかなか本を手放せない方へ~

今日のテーマはタイトルにある通り「本の捨て方」です。

読書好きな方の家にはたくさんの書物が置かれていることでしょう。

とはいえ、たまりにたまっていく本たちをなかなか手放せない、ということも多いのではないでしょうか。

たくさん置いておければよいのですが、諸事情によりそうもいかない場合もあるでしょう。

本を捨てる、となったら、まあ資源ごみに出すなり古本屋に売るなりどこかに寄付するなりするわけですが、

しかし、問題はそうした行動になかなか移せないことなんですね。

どうやったら本を減らすことができるのか。

その方法を紹介したいと思います。

本を手放したきっかけ

私は読書が好きで、本屋に行くとついつい何冊も買ってしまい、気づくと300冊は超えていました。

本が増えるということはそれだけ物が増えるということです。

物が増えた分、なんだか身が重くなってくる感じがしました。

それなので、どこかでリセットというか、断捨離みたいなことをして身を軽くしたいと思うようになりました。

物を減らすことですっきりしたかったんですね。

本の捨て方(1) 買ったけど読まなかった本

本を手放すにあたり、基準を設けました。

ひとつは、買ったけど読まなかった本です。

本屋に行くと、魅力的な本たちばかりなので、ついつい目的のもの以外にも買ってしまうのです。

タイトルとかデザインとか、なんとなくの印象とか……

そうしてぽんぽんと買うのはいいのですが、すると読み切れずどんどん積読状態の本が増えるわけですね。

積読になった本は何年たっても積読のままの場合もあります。

いつまで経っても読まない本はこの先も読むことがないだろう。

いつか読むかもしれないと思いつつも今まで読んでこなかった本たちなので、

思い切って売ることになったのでした。

本の捨て方(2) 読んだけど再読しなかった本

手に入れた本にはそれぞれの手に入れる過程や思い入れが違います。

発売前から欲しかったものとか、たまたま本屋で見かけて惹かれたとか。

読み返す本もあれば、一度読んで満足する本もあります。

自分の中でさほど重要でなくなった本は、心を鬼にして売ることにしました。

積読の本と同様に、これから先読むことがあるかといわれたら、やっぱり読まないものです。

だから再読に耐えうる本とそうでない本とで線引きすることにしました。

本棚におさめる

本を減らす、あるいは数をおさえるための方法として、本棚におさまるように量を調節するという手もあります。

本棚に置ける本には限りがあります。

つまり、強制的に枠を決めてしまうのです。

本棚からおさまらなくなってきたら見直しのときです。

ベンチメンバーを替えるように、必要な本、そうでない本を入れ替えて、本棚の構成を変えるのもありです。

電子書籍を活用する

今の時代、電子書籍も当たり前になってきました。

私の場合、以前は漫画もたくさん置いていたのですが、現在、本棚にある漫画の数はゼロです。

連載が長いものだとひとつのタイトルで何十巻にもなり、それだけで本棚の容量を食ってしまうので、

漫画は電子書籍を買うようにしました。

外出中にスマホで読むこともできて便利です。

ただし、集中して字を追う必要があるタイプの本は、紙で読んだ方が読み込めるような気がします。

本との付き合い方

最終的に、本を手放すためにはとにかく「割り切ってしまうこと」が大切です。

割り切る上で意識するポイントは2つ。

・本はまたどこかで手に入る

・読める本の数には限りがある

本を売ったりあげたりしたからといって、その本は別のどこかに置いてあるものです。

古本屋や図書館、ネット……もしも読みたくなることがあって、その本が手元になかったとしても、

よほど希少なものとか絶版とかでなければ、何らかの形でまた読むことができる可能性が高いです。

そして、一生のうちに読める本の数には限りがあります。

本は次から次へと新しいものが生まれます。

図書館や本屋にある本を見回しても、その全てを読み切ることは現実的に難しいでしょう。

自分にとって必要な本たちはなにか、よく問いかけてみると、自ずと手元に残る本は決まってくるのではないでしょうか。

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