今回の記事は自炊初心者の方向けの内容となっています。
自炊を始めたばかりのときは、作ることのできる料理も多くはないと思います。
かといって毎回新しいものを作るのもエネルギーが要ります。
作ることのできる料理のレパートリーが1品2品くらいしかない……ということもあるかもしれません。
同じ料理ばかりでも飽きる……。
しかし1品しか作れるものがなくても大丈夫です。
同じ料理でも味を変える……いわゆる味変をすればよいのです。
料理をする上ではやはり調味料は重要です。
自炊を始めたてのときでもある程度の調味料は揃えておくといいでしょう。
揃えておきたい調味料を以下に挙げてみます。
醤油、みりん、酒、味噌、塩、砂糖、ウスターソース、ケチャップ、麺つゆ、すりおろししょうが、すりおろしにんにく、焼き肉のたれ、ポン酢もしくはおろしポン酢……このあたりがメジャーな調味料だと思います。
もう少し捻ったものとして、実際に私が所持しているものでは、甜麺醤(テンメンジャン)があります。
あとは、調味料というより香辛料になりますが、クミンやコリアンダー、ハーブミックス、バジル……といったものが置いてあります。
調味料を揃えておくことで同じ料理でも違う味付けになり、飽きずに料理を味わうことができます。
自炊を始めたての頃は、調味料を変えるだけでもとても新鮮な心持ちになるでしょう。
味変を楽しむためにおすすめなのが炒め物です。
私は、ごはんのおかずを初めて作るときには野菜と肉の炒め物が良いと考えています。
※炒め物については下記の記事を参照ください。さきほど紹介した甜麺醤(テンメンジャン)も使用しています。
電子レンジを活用する、鍋物にする、シリコンスチーマーを使う、といったやり方のほうが簡単ではありますが、炒め物にも色々な野菜が使えるし、フライパンを使うので、料理をしている感覚や火を使う感覚が掴みやすいのではないかと思います。
それに、炒め物の匂いの香ばしさは食欲をそそりますよ!
ということで、まずは炒め物を作ってみましょう。
炒め終えたあとに、とりあえず醤油、みりん、酒を使って味付けをしてみましょう。
ベーシックな醤油味になり、なんとなく慣れ親しんだ味が完成します。
これも十分美味しいのですが、色々な調味料を試してみましょう。
以下に例を挙げてみます。
醤油、酒、みりんにすりおろししょうがを加えれば、キリッとした(豚肉の)しょうが焼きの味になります。
さらにそこに砂糖を少し加えれば甘味のあるタイプのしょうが焼き味になるでしょう。
醤油の代わりに味噌を加えると、より塩気のある味噌風味に。
醤油、酒、みりんではなく、ケチャップやウスターソースを混ぜて加えれば、濃いめの洋食チックな味に。
焼肉のたれでで味付けをすれば甘辛い焼肉味に。
このように、炒め物1種しか作ることができなくても、調味料を使い分ければ味付けの幅が広がります。
ちなみに私は、ピーマンの肉詰めを作るのが面倒くさかったとき、ピーマンと豚肉をただ炒めてウスターソースとケチャップソースで味付けすれば、それはもはやピーマンの肉詰めも同然では?と思って試してみたことがあります。
さすがに肉詰めと同じにはなりませんでしたが(笑)、美味しかったです。
ぜひともケチらずに色々な調味料を買って揃えておきましょう。
同じ料理を作る場合でも味を変えることで飽きのこない自炊ライフになりますし、調味料があればほかの料理にも挑戦しやすくなります。
自炊の世界に新たな彩りが加わりますよ!