【ランニング】市民駅伝でました【体験談】

先日、市民の駅伝大会に出場してきました。

新型コロナウイルス感染症から復帰し、それほど期間が経っていない中での出場だったので本番前の練習がほとんどできず、ブランクはありましたがなんとか走り切ることができました。

この記事では、市民の駅伝大会がどのような感じだったのか、という体験談をまとめています。

これから初めて駅伝大会やマラソン大会に出場するよ、という方におすすめの記事です。読むことで本番の雰囲気がわかるようになるでしょう。

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駅伝体験その1 朝集合してからの話

選手の集合時間は朝の8時。

私は集合時間の20分前くらいに駅伝の開催会場であるスタジアムに着きましたが、すでに多くの人が来ていました。

学生さんから大人の人まで幅広い年齢層の方が集まっていて、すでに観客席裏側の広場で準備運動をしている人もいました。

「なんだかいかにも専門的な準備運動をしている……!!」という心境でした。しかも服装もばっちり陸上仕様です。

市民の駅伝大会なのだからと気楽にいこうと思っていましたが、けっこう皆さんガチモードみたいです。

とはいえ私も素人なりに2か月くらい前から練習をしていた身。

気楽にいこう、というのは表面的な心持ちであり、自分なりに張り切っていました。

そんなこんなで自分のチームに合流し、ゼッケンをつけたりして準備します。

そうしていると、いつのまにか開会の挨拶が始まっていました。集合!みたいなことは特になく、いつのまにか終わっていました。観客席からだと挨拶の内容もよく聞き取れず。

スタートまであと1時間くらいとなりました。

駅伝体験その2 アップからスタートまでの話

スタートまでの時間が徐々に近づいてきたので、チームのメンバーと一緒にアップを始めます。

アップ場所を探してさあ準備運動です。

アップのやり方がわからないのでとりあえず体操して軽くジョギングしました。

ほかにもアップをしている人がいて、私と同じようにジョギングしている方もいれば、短距離走みたいに全力疾走している方もいました。

「なるほど、色々なやり方があるのだな」なんて思いながらアップしていました。

しかしアップして気づきました。「足が重い……?!」

その場の雰囲気、というのでしょうか、朝の寒さも影響してかあまり体が動かないのです。

確かに新型コロナに感染した影響で本番前はほとんで練習できなかったのですが、それにしても、です。

そうこうしているうちにスタートの時間が近づいてきたのでいったんアップは終了。

チームのメンバーが集う場所に向かいました。

アップそのものに慣れていないこともあり、あまり体が温まらず、アップになりませんでした。

駅伝体験その3 スタート!から自分の出番まで

アップ中に一抹の不安を覚えつつ、メンバーと合流して円陣を組んだりしていよいよ本番、という雰囲気。

緊張感や高揚感がでてきます。

そして第1走者が位置につきます(ちなみに自分はアンカー(!))。

スタートのときを見届けようと思いましたが、ここで私はトイレに行きたくなりお手洗いへ!

その間に第1走者がスタートしていました!

各チームの選手が声援を送り、私も遅ればせながら第1走者を見届けました。

そのあとはまだ自分の出番まで時間があるので、アップをしたりトイレに行ったり。

自身の体質もあり、緊張によって何度もトイレに行きたくなるのでした。

お腹も痛いしコロナ明けだしコンディションは絶不調

しかしやらねばなりません。それが本番。

何度かトイレに行っているうちに自分の出番が来ました。さあ、待機場所で集まって前の走者が来るのを待ちます。

コースはスタジアムを出発して道路を走り、再びスタジアムに戻ってきます。

待機場所で準備運動していると前の走者がやってきました。タスキを受け取って自分の戦いが始まりました。

駅伝体験その4 走り始めから終わりまで

タスキを受け取って走り出しました。

しかしなにぶん素人。タスキを受け取ってから肩に引っ掛けるまで微妙に手間取りました。

何気に走りながらタスキを肩に引っ掛けるって難しいです。

なんとかタスキを掛けて意気揚々と走った……のですがひとつ問題が発生。

走って100メートルも進んでいないのにすでに足の疲労感が。

「最後まで走り切れるのか?」という不安を抱きながらもとにかく足を動かします。

なんだかスピードは出ないし、ペースは乱れるし、呼吸も乱れる。

序盤から大ピンチです。

距離的はまだまだ残っています。

それでも、市民大会ながら少なからずギャラリーがいたり、メンバーも道端で応援していたり。

練習とは異なるタイプの疲労感を抱えながらなんとかゴールを目指します。

息も絶え絶え。

そんな状態の中、なんとメンバーのひとりが応援しながら伴走してくれました。

少し活力がでてきて、そのメンバーになんとか食らいつこうと力を振り絞りました。

そうしてスタジアムに戻ってきてトラックを走ります。そのトラックの長いこと長いこと。

トラックの長さを感じながらも一心不乱にゴールテープに向かっていきます。

あと何メートル、あと何メートル……。

足と呼吸の限界を感じながらもなんとかゴールしたのでした。

駅伝体験その5 走り終わったあとの話

走り終わってひと段落。

なんとか走り切った達成感や安堵感、疲労感など、色々な感覚が同時にやってきました。

練習不足と本番の緊張感もあって足は疲労でうまく動かず。片足を痛めたようで歩くのも大変でした。

メンバーの下の行き、声を掛けあったり記念写真を撮ったり。

とうとう終わった、と思いきや喉がめちゃくちゃイガイガして苦しくなってきました。

走ったことによる疲労の影響か、新型コロナの後遺症みたいなものがでてきたのです!

なんとか息が整うまで耐えましたが、その日は一日喉がイガイガしっぱなしでした。

やはり完全に回復するまでは無理な運動はしない方がよかったようです。

それはそれとして、しばらくすると順位表が貼り出されていました。

私の区間順位は真ん中よりちょっと下。

勝負事の性か、多少悔しい気持ちが芽生えます。

「来年も練習して出場するぞ!」と誓ったのでした。

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