人生はいつだって勉強です。
もちろんやらなくてもいいですけど、自分の能力を高めるため、見識を広げるため、変化させるため……
色々な効果をもたらすことができるでしょう。
勉強は学生だけがするものではありません。
大人になっても学びは続きます。
しかし勉強とはいっても、大人になってからは何を勉強すればよいのでしょう?
そんなわけで、今回は大人の勉強についてまとめてみました。
・この記事を読むと、大人として会社員として、何を勉強すればいいのか分かるようになります。
・「勉強ってどうすればいいの?」、「勉強って必要なの?」と思っている方は読んでみてください。
専門性を高める
ざっくり言って、大人(会社員といってもいいでしょう)になってからの勉強には2つの方向があると思います。
1つめは専門性を高める勉強です。
世の中には色々な業種、職種がありますね。
それぞれの職業には即した技術や専門知識があります。
その専門性を駆使して仕事に取り組む「プロ」です。
働いているひとりひとりが、その仕事の「プロ」なのです。
その仕事独自の技術や知識を持っていることが、当たり前のものとして求められています。
当たり前のものとして求められるし、日々向上させなければいけません。
なので、専門性を高める勉強が必要となるのです。
普段の仕事プラスアルファのものを身につけようと思ったら、学ぶことの必要性は自ずと感じるはずです。
私は自分が接した美容師さんや不動産屋さんの話を聞いていると、その道ならではの知識をたくさん持っていることにいつも感銘を受けます。
他職種のプロな人たち……。
では自分はそれくらいの専門性を持っているのだろうかと自問することがあります。
自分が飯を食っているその道で生き延びていくために、日々の勉強によって専門性を身につけ、高めていくことはとても大切なことです。
余談ですが、私が職としている福祉の仕事は誰でもできる間口の広さを持っていますが、確固たる専門性がないと質の高い支援や介護にはつながっていきません。
その道の「プロ」として、恥ずかしくないようにしたいですけど、まだまだ勉強半ばです!
教養を深める
2つめは教養を深める勉強です。
教養を深めることは、直接的に自分の仕事に結びつくわけでなく、もしかしたらあまり勉強のモチベーションにならないかもしれません。
しかし、私たちは社会の中で生活しています。
この社会で生活し、生き抜いていくためには世の中のことをたくさん知る必要があります。
社会や経済、歴史、生活の知恵、倫理など、パッと挙げてみましたが、色々なものが自分の学びとなるわけです。
仕事に直接結びつかなくても、何かアイディアが閃くきっかけになるかもしれませんし、新たな道が拓くこともあるかもしれません。
それに、教養を深めて物事が色々とわかるようになると、楽しめるものが増えていきます。
例えばスポーツ観戦するとき、なんとなくルールがわかるくらいでもそれなりに楽しめるとして、戦術とか選手とかのことが理解できるとさらに深く楽しむことができるわけです。
教養を深めることで、生活に深みをもたせることができます。
それともうひとつ、世の中の動きを見極め、自分が騙されたり不利益を被ったりすることから守るためにも必要となるでしょう。
教養を深める勉強とは、自分の人生を豊かにしたり変えたりする上では有用なものとなり得るのです。
まとめ
・専門性を高めること
・教養を深めること
以上が、大人になってからの勉強の2つの方向です。
これら2つのタイプの勉強を軸として考えると、自分が何を勉強すればいいのか明確につかめるのではないかと思います。